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ひとり言

テレビである番組を見て、久々に心にずしんときました。
感動というか、共感というか、、、
なんて表現したらよいのか分らないけど、とにかく心に響いた番組。
照明デザイナーの東海林さん

人にとって光とは何か・・・

スイッチを入れたら暗闇の世界から一瞬で光にかわる
という暮らしを生まれた時からしている私にはいまいちピンとこないものでした。
番組のなかで、南国の電気のない島で生活をしている人たちと時間を共有している東海林さんが
感じる事を聞いてると、当たり前に感じてた事が実はすごい事なんだって思ったり。
その南国で暮らしている人々は信じられないほど純粋で、見えないもの(精霊)の存在を信じていたり。
私は、そんな島の人たちが少し羨ましいなって思いました。

その島での唯一の灯りはココナツの油に火を灯すこと。
そしてココナツ油を採る作業は家族総出でみなが協力してやってました。
作業工程も大変で、やっぱり、それだけ苦労して採った油の大事さも分りますよね。
スイッチポチッじゃ、分るはずもありません。

東海林さん、村の長に質問してました。
あなた方にとって灯りとはなんですか?

命の証。

うん、とっても深い。
他にも色んな事を言われてました。省略しますが。

電気の無い生活だからこそ、月夜の素敵な過ごし方をしていたり。
無理なく、自然に寄り添った生活。

便利な世の中になりすぎて、全部が当たり前になりすぎて、
ふと考えることもなかった。

3月の震災で東北関東を中心に節電が叫ばれていますが、
便利すぎる生活、ふと考える機会になったような気がします。

なんだか取り留めのない内容です。
私の独り言。
再放送があったら、もう一度みてみたい番組だなぁ。
by caferufuge | 2011-08-01 00:02 | 家族